アルプス山脈を望む南ドイツのミュンヘンを拠点に、紙を使った作品を制作する松下裕子さんが、このスタイルで制作を始めたきっかけは、社会人を経てから留学したロンドンにありました。
「自然の中の光と影とか、夕暮れ時に樹々がだんだん物体から影に変化していく様子とか、そういった平面的な感覚と空間的な感覚の関係性に惹かれています」と語る彼女の作風は、まさに『浮世絵的なフラットな奥行き』が魅力です。
今回のムービーでは、Macでデータを起こすところから、陰翳と奥行きにこだわった撮影シーンに至るまで、彼女の作品制作の様子をたっぷりと追いました。
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