PR手法として映像を選ぶ理由
グラフィックアーティスト(以下:アーティストと呼びます)のコーディネートエージェンシーBUILDINGは、2003年の創業時よりアーティストの価値の向上に努めて参りました。

そのために
「アーティストが生み出す作品は、過去の膨大なインプットと試行錯誤のアーカイヴのほんの一部を表出させたもの」
ということをユーザーに理解してもらうことが必要だと私たちは考えて来ました。
そう、クリエイターが作品を生み出す背景には
「クリエイティブを生み出すためのストーリーがある」
のです。​​​​​​​
映像でしか伝えられないことがある
BUILDINGは様々なかたちで所属アーティストがプロとして生計を立てられるように努力をして参りましたが、その一環として2012年より所属アーティストの「ポートレートムービー」の制作にも取り組んで来ました

その理由は?
アーティストの独特な制作手法や、ワークショップの臨場感、本人達の人柄などは、たとえ写真とテキストで雄弁に語ったとしても、数分間の映像の情報量や臨場感にはかないません。
またネットワークの高速化でYouTubeの視聴人口が爆発的に増加していることは皆さんもご存じのことでしょう。

個展との違いは?
今までグラフィックアーティストのプロモーションは個展開催が主な手段でした。
個展を開催するメリットとしては
・原画を見せられる
・作品やグッズの販売収益
・会場での新たな出会い
・そのギャラリーでの開催を許可されたという“お墨付き”
などが挙げられます。
しかし限られた期間と場所の制約により、伝えたいユーザー(クライアント)が個展に訪れて作品を観られる可能性も限られてしまいます。
また実際の仕事の現場ではイラストレーターがクライアントに原画で納品することはほとんどなく、最終的な媒体も印刷物や画面上で表示されます。
つまり、そもそもクライアントにとって「原画がどうなっているのか」が重要なケースは多くありません
どちらかというと作品がテーマに合っていれば、あとは「一緒に仕事をしたくなる(信用のある)人柄かどうか」を気にする発注者が多いのではないでしょうか。

ポートレートムービーのメリットは?
会期と会場の制限を超えて世界中のユーザーにリーチできる

・実際の作業風景や本人の人柄を伝えられるため、クライアントがプロジェクトにあったクリエイターかどうかを発注前に確認できる

・クリエイティブの礎となっている活動や経験を伝えることで、作品の価値と作家自身が持つポテンシャルを伝えることができる

・「遠隔地に住んでいる」や「子育て中」など、一般的には仕事の進め方に制限がある場合でも、ポジティブにアピールすることで新たなカテゴリの仕事につながる

といった、個展とは全く異なる展開の可能性があります。
またYouTubeには
・関連動画として視聴者に表示
・ブログや記事に引用
ハフポストの記事で引用された例
・字幕を埋め込むと各国語に翻訳される
などの機能によって、世界中に大きく拡散されることも期待できます。
もちろん個展にはその良さがありますが、国境を超えて動画が飛び交う現代においては、個人アーティストのプロモーションの手段としてPRムービーの制作を選択肢に入れても良いのではないでしょうか。

ポートレートムービーの効果は?
・制作に手間の掛かる手法のアーティストには、発注者が修正を減らすためにしっかりと事前の計画を立てる協力をしてくださるようになった

・居住している地方都市の特性や、趣味、ライフスタイルをアピールすることで、新たなカテゴリの仕事が獲得できた

・遠隔地に住んでいるアーティストでも人柄がじゅうぶんに伝わるため、初取引でも安心して発注してくださる
・イベントやコミッションワークのコンペ時にPRムービーが評価されて選ばれた
といった、取引の円滑化や拡大につながっています。
特に「人柄が伝わる」効果はとても大きいと感じています。
クリエイティブとは言え、発注者はリスクを避けるために「安心できるクリエイター」を選びたいと考えているからです。
CAT'S FOREHEAD
私たちは2010~2015年に、日本の個性豊かなアーティストにフォーカスして取材をし、日英バイリンガルの記事を世界に発信するするオウンドメディア『CAT’S FOREHEAD』(キャッツフォーヘッド)を運営していました。
このメディアはアーティストのバックグラウンドや創作に取り組む姿勢をユーザーに知ってもらうことで、日本のクリエイティブのユニークさとその価値を認めてもらうためでしたが、そのコンテンツが米APPLE社に評価され2013年のiPad miniの広告に起用されました。
CAT'S FOREHEADは2015年にWEBメディアとしてはいったん終了しましたが、2019年にクリエイターのキャリアをテーマにしたYouTubeチャンネルと、電子書籍専門出版レーベルとして復活しました。
https://www.cf-media.com/
私たちと一緒に制作するポートレートムービーは、皆さんのご希望があればCAT'S FOREHEADに掲載してアピールすることが可能です。

20年以上アーティストを見守り続けてきました
BUILDING代表の森は渋谷パルコやラフォーレ原宿本館の宣伝・販促のマネージャを担当した後に、表参道のギャラリーで個展の企画と運営に数多く携わった経験を経てBUILDINGを設立したキャリアの中で、様々な立場から個人のクリエイターと深く関わってきました。(BUILDINGのプロフィールページ
BUILDING設立後も現代美術アーティストの村上隆氏が主宰するGEISAI#7~#10までスカウト審査員を務めたほか、各種アートイベントでの審査、フリーランスの入門者へのセミナーを行うなど、マーケットの底上げのために若いアーティストに対するサポートを続けています。
著書『商売が苦手なイラストレーターのための商売のつかまえかた』
BUILDINGはクリエイターのコーディネート事業に加えて、企業のオフィシャルサイト構築や新商品のコンサルティングのほか、美大の入学案内や商業施設の制作物などのプロデュースを行っております。
代表の森はビデオグラファーとしても活動を開始しており、YouTubeコンテンツのほか、企業や学校のPR動画コンテンツの制作(企画・撮影・編集)も積極的に行っています。著書『ドローンハンドブック』(玄光社刊)
オプションの「カウンセリングセッション」では、森が直接皆さんのポートフォリオを拝見し、お話をじっくりと伺うことで、「何をどうアピールするか?」を一緒に考えて原稿を作成するところから納品までを、皆さんと一緒に進めていきます。
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